どろり



この数ヶ月、何をしていてもずっと付きまとうモヤモヤがいて

それはどんな本を読んでも、どんなに素晴らしい映画を観ても、

どれだけ人と話しても解消されなくて。

得体の知れないものに付きまとわれている感覚って

まさにストーカーがいるみたいで

いつどんな時の行動さえも監視されているような心地で

体の中の皮膚に一番近いところを黒いどろっとしたものが

滞留しているようなそんな感じ。



その正体がようやく明るみに出てきて、

結局それはモヤモヤが現れるちょっと前に置いてきてしまったもので

それに気づかなかった自分に深い溜息が漏れてだらりとなった。



うーん、人は変わり続けるものだし変わるべきもので

でもどれに恐怖とか、寂しさとか、孤独を感じてしまうのは

確かにあって、それは時間が流れている限り必然で、

それを求めて、それを目標に生きているようなものなのに

結局、良くも悪くも変化した後にその前が恋しくなって。



来年の抱負はもう決めてあります。「変化」です。

それができるようにこれと向き合わなきゃなあ。




2016.11.18



a m 3

わたしの生きたい世界で生きたっていいじゃない

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